「PDF長期署名ライブラリLE:PAdES:Lib」と「PDF基本署名ライブラリLE:PAdES-Basic:Lib」がバージョンアップして、V1.07.R2 となりました。追加された主な新機能や修正等は以下となります。
1)HSM(※1)対応の機能やドキュメントの整備
→ 仮署名2(LePAdeS.makeEnhanced2機能)利用の整備
→ LpaCmdにて外部で署名値計算を行う仮署名2の機能を追加
→ Linux版にて仮署名2用にX.509証明書の指定機能を追加
→ 仮署名2のLpaCmd利用サンプルを追加
→ CAdESハッシュ値計算時にハッシュアルゴリズム指定を追加
→ マニュアル「4.8.HSMによる署名の利用(仮署名)」の追加
※1 HSM:ハードウェア・セキュリティ・モジュール
2)Windows版にICカード設定を指定するLpkCert::setCard2を追加
→ プロバイダ名/種別/フラグや鍵種別等のパラメータが指定可能
→ LpaCmdにてJPKI/GPKI等の国内ICカードに対応とパラメータ公開
→ マニュアル「4.6.CAPI対応IC カードによる署名の利用」参照
3)以下の新機能に対応
→ Linux版として従来のCentOS以外にAmazon Linuxビルド版の提供
→ 互換性向上の為に一部のCAdESデータ仕様への対応
→ Windows版でWindows証明書ストアのCNG形式での登録秘密鍵に対応
→ マニュアル4章を「4.PKI要素と署名方法」として全面更新
→ PDFのハイブリッドXREF構造への対応
■ 修正項目:
→ メタデータが暗号化されたPDFの読み込み時に失敗する問題の修正
→ 署名データ用の確保領域を15KBから17KBに増やした
→ MDP署名にて/Pキーが無い場合に読み込みに失敗する問題の修正
→ 署名フィールド名に日本語が使われている場合の問題を修正
その他詳細は製品ダウンロードページ(
LE:PAdES:Lib /
LE:PAdES-Basic:Lib)でご確認ください。製品ダウンロードページでは認証が必要です。その他「PDF長期署名ライブラリLE:PAdES:Lib」について詳しくは
アンテナハウスのページをご覧ください。評価版もご用意しておりますのでご興味があればアンテナハウスより
お申込みください。