また宇宙開発かい!と言われそうだが趣味だから仕方が無い(^^;;
まずは宇宙の傑作機シリーズでもお馴染みの
水城さんが
「インドの宇宙開発史」と言うまた濃いネタを書いている。宇宙開発においてインドは米欧露中に次ぐ実力を持っている。日本とは良い勝負どころか着実に負けているかもしれない。ITでもそうだがインド侮れません。
閑話休題。
「インドの宇宙開発史#3」に書いてありますが、最近インド宇宙開発は科学衛星に積極的です。その代表的な物が月探査衛星の「チャンドラヤン-1」でしょう。確か以前参加した
「月探査シンポジウム」で聞いた話ですが、「チャンドラヤン-1」が月に到達するまでの軌道がこれまで無かったアプローチを取ると言う事でした。
通常の月までの軌道と言えば8の字に似た直接アプローチを取る方法が一般的でしょう。アポロ宇宙船をはじめほとんどの軌道がこれです。確か「チャンドラヤン-1」では地球周回軌道を巡りつつだんだんと高度を上げて行き、高度が月軌道と同じになったら到着と言う軌道を取ると言っていました。この方が安全で確実だと言う事で。本当にそうなら面白いですね。こういう発想の転換って結構好きです(^-^)/
何にせよ
水城さんのlifelogは宇宙開発マニアなら必読でしょう。他にも濃い話題満載です。
さて次はやはり
H-2Aの11号機によるきく8号(ETS-VIII)の打ち上げの話題でも。
今回使われるH-2Aのコンフィギュレーションは「H-IIA204」です。つまり固体ブースター(SRB-A)を2本から4本に増やした過去最大の構成です。これは打ち上げの迫力が凄そうです。ちなみに打ち上げ時に明るく見える炎や煙はほとんどが固体ブースターからの物です。ですからそれが2倍になると…う~ん見てみたい!2本ですら凄いらしいですから。ああ打ち上げを見に行く
sakuraさんが羨ましい!
H-2Aの11号機打上げは今のところ12月16日(土曜日)の午後3時半過ぎの予定です。私は自宅でいつものようにネット中継見る事になるんだろうな。ああ自宅の回線をADSLからFTTHに変更しておいて良かった。時間を見て「H-IIA204」の
3DCGでも作ろうかな…
一方ペイロードとなる過去最大級の重量になる
きく8号。打ち上げ前に愛称付くのは珍しいですが、
だいちもそうでしたね。ちなみに
きく8号がカタカナの
キク8号になるとどうしても
こっちを思い出しますね(笑)ああ…いよいよキクちゃんが宇宙へ!<違う
と言うお約束のボケをかましつつ、12月の打ち上げを楽しみにしています。無事上がることを祈ってます!