弊社開発のLe-XAdESライブラリを利用した
XML長期署名ツールXAdEStoolをバージョンアップしたβ34版を本日リリースしました。ダウンロードは
こちらから。
今回のバージョンアップでは、オフライン(onlineチェックオフ)時の検証に関して、XAdES-BES/Tの場合に証明書やCRLを格納してあるフォルダ(デフォルトはXMLファイルと同じ位置)をフォルダ指定ダイアログで指定する事を可能にしました。ECOMのオフライン試験用データを検証する場合に以前は一々storeフォルダにコピーが必要でしたが、β34版からは開いたフォルダ選択ダイアログで「OK」をクリックするだけで構いません。
もう1つ大きな修正として、SHA-512署名検証に仮対応した点があります。色々調べたのですが、.NETの標準APIではどうしてもSHA-2(512)の署名検証が出来ませんでした。VistaやIE7なら大丈夫そうな記述はMSにありますがまだ早すぎると思い採用していません。その代わりに一時的な対応ですがPFUのSDKを検証時に使うようにしました。別途独自にOpenSSLを使ってSHA-512署名検証も実装したので可能なのですが、XAdEStoolに関しては既にPFUのSDKを使っていたのでこちらを採用しました。
修正内容に関して詳しくは
同梱のドキュメントをご覧下さい。β34版に関してのバグ報告や質問やコメントがありましたら本投稿にコメントかメールをお願いします。
弊社開発のLe-XAdESライブラリを利用した
XML長期署名ツールXAdEStoolをバージョンアップしたβ33版を本日リリースしました。ダウンロードは
こちらから。
今回のバージョンアップは
ECOMによる相互運用性テストの為に以下にある機能追加と細かなバグ修正が目的です。
1) 署名値やタイムスタンプのハッシュ対象をデバッグ出力可能。
2) URIの無いReferenceにファイル指定して検証が可能になった。
3) RFC3161タイムスタンプでSHA-512の指定を追加。
他にもReferenceのハッシュ値が異なっている場合にはメッセージ中にその対象となっているURIを表示するようにしました。これにより複数署名対象となるReferenceがある場合にどれが変更されたかが分かります。
修正内容に関して詳しくは
同梱のドキュメントをご覧下さい。β33版に関してのバグ報告や質問やコメントがありましたら本投稿にコメントかメールをお願いします。
[2007-10-04追記]
以前のバージョンを入れていた場合には、実行ファイル XAdEStool.exe と同じフォルダ内にある
初期設定ファイル "XAdEStool.ini" を一旦削除して下さい。