今月より
タイムビジネス協議会(TBF)の
賛助会員として認められましたので加盟のご報告です。
長期署名には電子署名に加えてタイムスタンプも欠くことができない要素技術です。タイムスタンプを使ったタイムビジネスを推進するTBFへの加盟はむしろ遅すぎた感もありますがやっと加盟することができました。
これからは電子署名+タイムスタンプの分野においてより一層の普及活動や標準化活動に携われればと考えております。業界の発展の為にも微力ながら頑張りますので今後ともよろしくお願い致します。
「その壱」でバイナリ入手編を、
「その弐」でプログラミング編とやってきて一応終了しようと思ったのですが、読んで頂ければ分かりますようにすっきりと終わっていませんでした。なので「その参」としてバイナリビルド編をお送りします。「その弐」までは公開されているバイナリファイルを利用しましたが、以下の問題がありました。
A)メモリリークが生じる
B)スタティックリンクができない
そこで今回は自分でOpenLDAPのソースからバイナリをビルドしてみようと言うことになります。まず準備とし以下のファイルを用意します。
1)openldap-2.4.32.tgz まず本体を本家ダウンロードから入手
2)mingw-get-inst-20120426.exe ビルド環境のMinGWをこちらから入手
3)mingw-libgnurx-2.5.1-bin.tar.gz regexのバイナリ
4)mingw-libgnurx-2.5.1-dev.tar.gz regexの開発環境
5)groff-1.20.1-bin.zip soelem.exeが必要なのでgroffから入手
MinGWをインストールした後に、mingw-libgnurx-2.5.1-bin.tar.gzとmingw-libgnurx-2.5.1-dev.tar.gzを上書きコピーして、groff-1.20.1-bin.zipからsoelem.exeだけでもコピーしておきます。その後でMinGW Shellを起動して、openldap-2.4.32.tgzを展開しておきます。
$ tar xvfz openldap-2.4.32.tgz
$ cd openldap-2.4.32
これでインストールの準備完了です。
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