2013-01-10

FILE構造体でメモリを利用する方法  [by miyachi]

久しぶりの技術ネタです。私もオープンソースのライブラリには常日頃お世話になっています。公開してくださっている開発者の皆さんには心から感謝しています。私も今年はオープンソースとライセンスのプロジェクトを開発することで少しでも恩返しができればと考えていたりするのですが…

閑話休題、今日のネタはライブラリの入出力がFILE構造体指定しか無いけどファイルでは無くメモリ上で入出力する方法です。これは実際に先日libpngやlibjpegを使おうとした時にぶつかった問題です。元ファイルを読み込んだ後で画像フォーマットの変換をメモリ上で行いたいのですが、サンプル等は全てFILE構造体になっています。これをメモリのポインタを利用するようにすることも可能だと思いますが面倒で時間もかかりそうなのでサンプル実装をそのまま使いたいと言うことです。更に今回はWindowsとLinuxの両方でこの問題を解決する必要もありました。残念ながらWindowsとLinuxで共通した方法は見つかりませんでしたが、どちらでもFILE構造体を使ってメモリ上で操作する方法が分かりましたので簡単にまとめます。 [続きを読む]
2013-01-10 12:21:34 - miyachi - - [プログラミング] -

2013-01-08

明けましておめでとうございます。  [by miyachi]

明けましておめでとうございます。ラング・エッジは昨日(1月7日)より業務を開始しております。昨日は冬休みの宿題や月初の事務作業等もあり更新できなかったので1日遅れのご挨拶となります。最近はずっとバタバタしていて昨年末には事務的な大チョンボも発覚してしまい反省しつつの年越しでした(^^; 今年はそのようなことが無いようにしっかりとして行きたいと言うちょっと情けない年初の誓いでしたw

さてソフトハウスを取り巻く状況もこの1~2年で激変しました。コンシューマ市場のPCの衰退も既に明らかで、ここまで早く移行が進むと言うのも予想以上でした。とは言えスマホやタブレット向けのアプリを単にリリースしても売れる時代でもありません。モバイルデバイスとクラウドの連携によるサービスの提供と言う形にソフトウェアはシフトしていると思います。今年はこのような環境に対応するのが最大の目標です。

ただエンタープライズ市場ではサーバやクラウド用途での電子署名等のコア技術もまだまだこれからだと考えています。電子署名を全面に出して今年もエンタープライズ用の製品開発も頑張ります。昨年末にはPDF電子署名製品である LE:PAdES-Basic:Lib のWindows版/Linux版のリリースができました。今年は更に開発を続けてPDF長期署名製品である LE:PAdES:Lib もリリース予定です。

認証系のお仕事も頂けそうな状況になりましたし、認証系も引き続き精進をして行きます。モバイルアプリの自社開発もやりたいですし、XAdESのオープンソース化(平行して製品版 LE:XAdES:Lib のバージョンアップ)もやります。昨年は新しい道が見え始めた年だったように思います。今年はその道を確固たるものにする年だと考えています。

う~ん盛りだくさんでやっぱりバタバタしそうですねw こんな調子ではありますがどうか本年もよろしくお願い致します。

追伸:
あ~ブログも更新しなきゃですね(^^; いやネタは溜まっているんですが…
2013-01-08 08:52:06 - miyachi - - [業務連絡] -