2005-08-15

作品の形  [by miyachi]

「iTunes Music Store Japan」(以下iTMS-J)が順調らしいです。「わずか4日で100万曲販売突破」とか。やはり便利なものは流行ると言う事ですね。かくいう私も前の会社で音楽配信のサイトを技術担当として運営していた経験がありますが、当然さっぱりの売上げでした(笑) PCが変わると再生できないガチガチの仕組みでしたしやはり当然ですね(^^; 良い経験ではありましたが。

「レコード会社を離れ、iTunesに向かう日本のアーティスト」と言う事でアーティストがレーベルから離れるような事態も生じているそうです。一方で興味深かった記事は「複雑な気持ちでポッドキャストとiTMS-Jに向かい合うミュージシャン」です。アーティストとしてはパッケージとしての販売形態に対してこだわりもあるようです。

これを読んでふと思い出したのはLPからCDに変わった頃に、CDではサイズが小さいのでパッケージとしてはつまらないと言う声もあったなと言う事です。iTMS-Jの仕組みでも今後進化して行き歌詞カードや画像が入ってくる。つまり音楽もパッケージも全てデジタル化して行き、いつかはそれが自然になる日が来るのかもしれないと感じたのでした。

パソコンのパッケージでも同じかもしれません。昔はアプリのGM(ゴールデンマスター)を上げて同時進行のマニュアルも出来て、CDのコピーやパッケージ作業をしていました。私も最初はパッケージの形でのソフト所有を望んでいた気がします。でも今ではマニュアルも含めて全てデジタル化でも違和感が無くなって来ています。同じような事がデジタル音楽の世界でも広がって行くのかも知れませんね。

まだ私はiTMS-Jで楽曲の購入はしていませんが、ウルフルズの新アルバムが出たら買ってみようかな。

2005-08-15 17:52:54 - miyachi - [CG/MAC] -

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