愛用の3DソフトLightWave3Dが
マイナーバージョンアップして8.5になった。基本的にLW3Dはマイナー番号のバージョンアップは無償である。また普通はX.0よりもX.5が安定して使える事が多い。過去も5.5/7.5辺りは安定していた。今度もそうであって欲しいと思いつつダウンロードする。今回のバージョンアップ内容はバグ修正以外だと以下の3点らしい。
・GLSL HWシェーダ (Windows版のみ)
・Photoshopフィルタ
・モデラーのマルチシフト
しか~し最初のOpenGL2.0に対応のGLSL ハードウェア シェーディングはWindows版のみである(T-T) 理由は
以前にも書いたがアップルがOpenGL2.0に対応していないから。残念!ただPhotoshopフィルタが使えるようになったは便利。
もう1つの変更としてはタイトルバーを見ると
"LightWave 3D 8.5 (Mac32)"となったことか。そうMac32と書いてあるからには
Mac64が本来出るはずだったのだ。Windowsは64bit環境版も出て予定だ。これもアップルが64bitのAPIを準備していないからだ。MacOS-Xは64bitだと宣伝をしているがまだ多くのパーツが32bitのCarbonで残っていたりして完全な64bitのOSとは呼べないのだ。ヘタに互換性があるばかりに完全な64bit化が進まないのでは無いだろうか。その点64bitのWindowsは全く別物なだけに逆に有利だ。
う~ん困った。このままではWindows版との差が開く一方だ。もちろんCGを作るのは人間であるので、多少の性能の差が作品の質にそのまま結びつくものでは無い。今回の8.5が安定して使えれば個人的には満足だ。だがしかしこういう差はプロの世界では大きい。少しでも早く作業が終わるのが望ましいからだ。その意味でLW3DのMacOS版ユーザが減るのが恐い。
しかもサポートされない理由はどう見てもアップル側にある。3DCGをMacOS-Xで使う利用者は少ないのかもしれない。でも何とかアップルには頑張ってOpenGLとか64bit化とか頑張って欲しいと切に願うのでした。