と言っても普通のアニメだ。仕事も一段落してレンタルビデオ屋に行ったら
サブマリン707Rが1週間レンタル可能になっていたので2巻を借りてきて見てみた。言うまでも無く40年前の漫画である小沢さとるの名作の現代リメーク版だ。実は同じ原作者の
青の6号が結構良かったのでじゃあ見ようと思ったのだが…良いセンは行っているがなんかあかんがな(^^;
まずは潜水艦同士の先頭はあんなに派手では駄目だ(って青の6号も派手だったが)!と言うかあの戦闘シーンなら
ふしぎの海のナディアのノーチラスとガーゴイルの潜水艦の戦闘シーンの方がワクワクしたぞ。それに潜水艦からイマイチ潮の香りがしてこない。最初に出てくる初代の707号は結構良かったんだが。
次に意味不明の子供や家族。背景が省略されて描ききれて無いし、無意味に半裸だったり、ウケ狙いがミエミエ。いやウケ狙いは良いがやるならもっとちゃんとやってくれ(笑)
おまけに707と言えば出てくるジュニア潜水艇。何の役にも立ってないしこれまた少年達の存在が意味不明。成長物語としては唯一炊事班からソナー員になった千太のみ。もっとちゃんとキャラクターとかメカを生かそうよ(;_;)
結局ストーリー的に全てが中途半端。登場人物は山程いるのに全然意味不明。続編をどっかで作るの?おまけのインタビューで男のマニアには戦闘シーンで女性には女の子とかのキャラクターで楽しんでもらえる作品になったとあったがそれは間違っていると思うぞ。3DCGで作っている部分とかは良いので余計に腹が立つ(笑)過去に有名だった人を揃えて作っているがかえって災いしている気がした。
さてそれに引き換え現在一番お気に入りなのは青の6号も作った
GONZOが現在作っている
戦闘妖精 雪風だ。主人公の深井零が美青年過ぎる点は何だが航空機部に関してとストーリーの進め方は全く文句無し!迫力あるし原作を読んでいてもストーリーに違和感は無い。これはDVD買ってしまうかも。最後のEPISODE.5は何時出るのだろう。楽しみです。
同じような作品に見えるけど3DCGも含めて丁寧に新しい作品を生み出そうとしているGONZOの作品が好きだったって事かもしれません。以上は独断と偏見による評価って事で(^^;
アニメと言えば千葉テレビで昨夜からファーストガンダムの再放送が始まった。古い作品だけになんか縦に線が入りまくりでちと見難いが、懐かしいしやっぱり面白い。やっぱり元祖が一番良いって事ですね。