2010-10-20

eドキュメントジャパン2010  [by miyachi]

アンテナハウスとエクスイズムが出展しているeドキュメントジャパン2010へ行ってきました。写真はアンテナハウス&エクスイズムのブースです。JIIMA主催のこの展示会ですがせっかくなので無料のフォーラムも2時間程聞いて勉強してきました。公文書関連で仕事に直接係りは当面無さそうですが知らないことが多く色々勉強になりました。

展示会は他にもセキュリティやITC関連も併設されてます。セキュリティは今や当たり前の時代になっているので特筆よるような内容ではありませんね。ITC関連ではクラウドとスマートフォン関係の展示も多く人も集まっていたように思えます。

他に個人的に興味がある電子書籍関連も色々展示がありました。

やはり端末としてはシャープのガラパゴスの展示は外せません。さすがに触っている人が多くてデモ機を使うまで暫く待ちました。早速ガラパゴスのモバイルタイプ(5.5インチ)を手に取ってみました。形状はiPod touchをふた回り程大きくした感じです。画面も明るくて綺麗です。ガラパゴスの場合はやはりフォーマットとしてXMDF採用が注目されているのですが、ここでは電子書籍端末として見てみました。まあまあ反応は良いのですがiPad/iPhoneと比較するとやはり少しモッサリした感じがします。最終製品版では無いはずなので製品版では改善されているかもしれませんが、これでは「欲しい!」と思うところまでは行かない感じです。iPad/iPhoneは触ってみると逆に欲しくなる端末だと思いますが、この辺りのギャップを解消しないと厳しい気がします。

近くに富士通のフレッピアも展示してあったので触ってみました。が…これはもう遅いと言うか使う気が全く失せるような動作でした。まあこれも製品版では無いと思いますが、一番の違いはカラー電子ペーパーの為のようにも感じました。しかも指では反応せずに専用のペン(スタイラス)を使う必要があって更にがっかり感が。電子ペーパーも決して見やすいとは感じませんでしたがどうするつもりなんでしょうか。後ボタンが多いのも直感的な操作には不向きですがきっと指でタッチできないから苦肉の策なんだろうなと予想しています。

電子書籍はブームには間違いなくなっていて、電子書籍生成ツール等も多く展示されていました。バブルに終わらなければ良いのですが…会場を歩いているとdocomoが「スマートフォン×クラウド=新産業革命」として緊急セミナーをやると受付していたので聴いてみました。ただ何だろう?先日TVでもやっていたクローズアップ現代の「電子書籍が「本」を変える」と同じで、現在のブームの説明にはなっているけどそれ以上でも無くもの足りない内容でした。現状のまとめと言う意味では先週の週間ダイヤモンドの特集の方が良くまとまっていたと思います。

まあ電子書籍もどうすればヒットするかが分かっていれば誰も苦労はしないわけですので、私も興味があるだけでは無く何かをやらねばと決意して会場を後にしました。
2010-10-20 13:11:15 - miyachi - [プログラマの生活] -

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