2006-08-25

宇宙関連のニュースいろいろ  [by miyachi]

最近は宇宙関連の話題がニュースになりますねえ… と言う事で最初のニュースはあちこちで大きくとりあげられているプルートの話題から。

 ITmedia: 太陽系第9惑星が消滅――「冥王星は惑星ではない」ことに決定

なんでこのニュースがITmediaなのかは良く判りませんが(笑) 世間では教科書の書き換えが大変だとかなんとか騒いでますねえ。でも慌てる必要も無いと思うのですが。単純に太陽系の惑星名を覚えることよりも「なぜ冥王星が惑星から外れるのか」を勉強すれば良いだけですよね。受験の為だと惑星名を覚えることが大事なんでしょうけど(^^;;

もともと冥王星が惑星だとすると「だったらアレもコレも…」と問題になっていたくらい冥王星は他の惑星とは外れる存在でした。技術者としては今回の決定はスッキリとした区分で気分が良いくらいです。冥王星は今後は「矮惑星」となるそうですが、この日本語はまだ正式ではありません。英語では「dwarf-planet」とのこと。ドワーフ(小人)と聞いて喜ぶのはファンタジーなんかのファンか(笑)

 ITmedia: 火星目指すスペースシャトル後継宇宙船、「オリオン」に命名

う~んITmediaって属性がITよりもスラドと同じアレゲ方面に偏っているぞ。と言うことで写真を見ると「それなんてふじ?」って感じなんですが(笑) いや松浦さん言うところのレッサー(劣った)アポロか。米国の有人宇宙探査もどうなるのやら。

とよその国の心配もありますが9月には最後のM-Vとなる、M-V-7の打ち上げも迫っています。ISAS独自開発のロケットの歴史はこの7号機で最後です。う~ん見てみたい、見たいぞ!打ち上げ予定は9月23日の土曜日。予定通りに上がるなら土日を絡めて時間的には見に行けなくも無いぞ。予算的に……… う~んでも見たい(^^;; 他に行く人いません?<半分マジだったりする(笑)

M-Vの後継としてはJAXAとしてH-II系列と部品レベルで共有し1段目をSRB-A2を使う次期固体ロケットの計画が動き出している。これに関しては松浦さんの記事を見ると参考になります。

 JAXA河内山治朗理事に聞く 次期固体ロケット(1)〜打ち上げ能力、技術の維持発展、低コスト開発予算、の3つを満足させる
 JAXA河内山治朗理事に聞く 次期固体ロケット(2)〜発展性は確保、部品レベルでH-IIAと共通化

これを読む限りは技術屋としては納得できそうにも思えますが、その裏にはやはり純粋で無い部分がありそうで安心はできません。新型の打ち上げも内之浦からと言っていますがこれもアテになるのかどうか… そういう意味でもM-V-7の打ち上げはやはり見ておきたいなあ。

内之浦まで車を使っていくと高速料金とガソリン代で9万円くらいかな?3~4人で行くなら飛行機で行くより安いんだがそんなに物好きがいるとも思えんし。飛行機で行くなら割引で福岡まで行くと片道1万7千~2万円くらいか。それにレンタカーが2万円くらい。むう高い(^^;; こんな風に考えるのも読了した宇宙へのパスポート3の影響か(笑) やっぱり無理かなあ…

2006-08-25 12:58:57 - miyachi - [宇宙開発] -

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