NHK
クローズアップ現代の
11月30日放送は「「はやぶさ」は舞い降りた」でした。平日夜7時半からの放送なんだもの…最初の数分は見逃してしまったしビデオ撮りも失敗するし、でも見ておくかと見ていたら
松浦さん登場!おぉ!良くTVに出てくるNASA信仰の
似非宇宙解説者なんかを出すよりもよっぽど良いぞ。似非の方だったら最後に現状で制御不能になっている事に関しても
後知恵で「最初から○○しときゃ良かったんです。」とか言いそうだし。「のぞみ」の時も「M-Vなんかで打ち上げるから駄目なんです。H-IIで打ち上げておけばこんな事には…」とか言っていたし。まあそれはさておき閑話休題。
ターゲットマーカを作った町工場の話もあり(ちとプロジェクトX風だったが…)、やたらと世界初にこだわっていた気もした(いやこれはこれでまっとうな評価ですよもちろん!)が、それなりに良くまとめられていたようには思います。ターゲットマーカの話があったんだから「星の王子様プロジェクト」にも触れて欲しかった気はしましたが。
松浦さんTV慣れされて無い様子でしたがしっかりと言いたい事は言われたように思います。最後の方で「これで日本も世界トップクラスですね!?」との問いに「米国は今現在も宇宙探査機を10機運用していますし、まだまだです。でもその入り口には立ったと言えるでしょう。」みたいな(文言は記憶に頼っているので不正確)話が印象に残りました。そう米国は毎年JPLが何らかの成果を発表していますが、日本は良くて数年おきです。でも数年おきで良いから宇宙探査を続けて欲しいなあ。
JAXAサイトをチェックすると「はやぶさ」情報は新着ありません。それにトップページの扱いもピークを過ぎたので小さくなりました。新たなニュースとしては
陸域観測技術衛星「ALOS」の
H-2A(8号機)打ち上げが来年の1月19日(木)になったとのお知らせが。トラブルで遅れていましたがやっと日程が決まりました。年度内にはもう1機のH-2Aが運輸多目的衛星2号機「MTSAT-2」搭載で上がる
予定です。来年は早々から楽しめそうです。連続成功して「はやぶさ」で盛り上がった良いイメージを強めてくれる事を祈りましょう。