2011-05-27

Le-XAdESのVer1.40製品版リリース  [by miyachi]

[2011-06-02追記]
USBトークンやICカード等のドライバを必用とする場合にはRSA-SHA2署名がうまく動作しない可能性があります。ご注意下さい。調査して対応方法等が分かりましたらご報告します。

弊社のXML長期署名Le-XAdESライブラリの製品版をVer1.40にアップデートしました。主な変更点はRSA-SHA2署名への対応となります。いわゆる「2010年暗号問題」への対応です。2010年暗号問題ではRSA2048bitとSHA-2への移行が求められています。RSA2048bitには以前から対応していましたが、Ver1.40にてダイジェスト(ハッシュ)アルゴリズムも全てSHA-2の利用が可能となりました。

またVer1.40よりライセンス価格体系の見直しも行ないました。従来は単独ライセンスが税別100万円からでしたが、Ver1.40より単独ライセンスは税別60万円からとなります。OEM/ASPライセンスも見直されており価格を下げています。詳しくはお見積り致しますのでお問合せ下さい。

APIのリファレンスも公開しております。また実際にRSA-SHA2署名を試された方は同時に公開する長期書名ツールXAdEStoolのVer1.40をお使い下さい。また1つ前のバージョンのVer1.32になりますがソース公開版もご覧下さい。

XAdESに限らずPAdES等の各種長期署名や電子署名の開発やコンサルも行っておりますのでお気軽にお問合せ下さい。
2011-05-27 18:19:41 - miyachi - - [PKI/暗号] -

XAdEStoolのVer1.40の公開開始  [by miyachi]

RSA-SHA2の署名と検証に対応したXML長期署名Le-XAdESライブラリのVer1.40のリリースに対応して、RSA-SHA2署名もお試し頂ける長期書名ツールXAdEStoolのVer1.40を公開開始しました。



新たにメイン画面の右上にて「RSA/SHA1署名」「RSA/SHA256署名」「RSA/SHA384署名」「RSA/SHA512署名」の選択が可能になっています。

長期書名ツールXAdEStoolは商用利用は不可のライセンスですが機能に制限等はありません。まずはお使い頂いてXAdESの長期署名をお試し下さい。

[2011-06-02追記]
USBトークンやICカード等のドライバを必用とする場合にはRSA-SHA2署名がうまく動作しない可能性があります。ご注意下さい。調査して対応方法等が分かりましたらご報告します。
2011-05-27 17:59:41 - miyachi - - [公開活動] -

Le-XAdESのVer1.32ソース公開版の公開開始  [by miyachi]

 弊社のXML長期署名ライブラリLe-XAdESのソース公開版のバージョンを1.32にアップして公開を開始しました。これは製品版の最新バージョンが1.40になったことから1つ前の安定バージョンを公開することにしたものです。製品版と全く同じではありませんがRSA-SHA2署名に対応していない以外は大きな機能不足はありません。

ライセンスとしては非商用ライセンスとなりますので、開発の試用目的または個人利用目的の非商用の運用をする目的でお使い下さい。また商用目的であっても公共性が高い利用目的の場合には当社の判断により無償にて商用ライセンスでの利用を許諾する場合がありますのでお問合せ下さい。

ダウンロード時にはハッシュ値を確認下さい。ダウンロードはこちらから。

なおハッシュ値の確認には弊社のフリーツールであるLeAsn1XmlToolが便利です。こちらは全くのフリー公開ですので商用も含めて自由にお使い下さい。LeAsn1XmlToolのソースもXML長期署名ライブラリLe-XAdESのソース公開版に含まれています。

商用利用も可能なソース公開では無くすみません。ただ自分で実装される方には参考になると思います。よろしければお使いになってみて下さい。ただソース公開版のサポートは基本的には行ないません。サポートを希望される場合は製品版の購入をご検討下さい。
2011-05-27 17:51:38 - miyachi - - [公開活動] -

2011-05-26

公的個人認証サービス電子証明書の入手方法  [by okoshi]

公的個人認証サービス


公的個人認証サービスは、インターネット経由で国や地方公共団体への申請や届出などをする際に本人確認やデータの改ざんがないことを認証するサービスです。

公的個人認証サービスで利用可能なサービスは代表的な物として、納税に関する手続きをオンラインで行う「e-Tax」等のサービスがあります。

また、取得した電子証明書は、弊社の「図面XML署名ツール」を利用して不動産登記する際に利用する事が出来ます。このような幅広い利用方法があります。

公的個人認証サービスについての概要は、公的個人認証サービスの概要(総務省) も合わせて参照して下さい。

以下、実際の入手手順、パソコンのセットアップについて解説します。
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2011-05-26 18:57:30 - okoshi - - [PKI/暗号] -

2011-05-24

法務省の「商業登記電子認証ソフト」  [by miyachi]

「商業登記に基づく電子認証制度」いわゆる「商業登記証明書」の取得についてはかなり前にも「商業登記証明書の取得」として当ブログでも説明して来ました。個人的には一番のネックだなぁと思っていたのは、「取得ソフト」を購入する必要があると言う点でした。

今日別件もあって法務省のサイトを見ていたら「商業登記電子認証ソフト」がフリーでダウンロードできるようになっていました!素晴らしい!と言うことで過去ブログを更新編集したのですがなんだか取り消し線ばかりで見ずらくなっていたのでポイントのみ以下にまとめます。

1)商業登記証明書の取得ソフトはフリーで入手可能
 先にも書きましたが法務省のサイトから「商業登記電子認証ソフト」がダウンロード出来ます。これで別途ソフトを購入する必要がなくなりました。

2)以前はFDのみだったがCD-RでOK!
 これは今更ですが現在申請データはFD(フロッピーディスク)かCD-Rで提出可能です。FDは既に選択肢としては無いと言えるでしょうからCD-Rで良いですね。

3)取得手順も専用ソフトが前提なら法務省サイトを見よう!
 そもそも以前ブログに書いていたのは専用ソフトの部分が異なるので分かり難いかと言う目的でしたが「商業登記電子認証ソフト」が公開されたこともあって法務省サイトの「電子証明書取得のご案内」が分かりやすくて良いと思います。弊社ブログは過去のものと忘れて頂いて取得手順に関してはこちらをご覧下さい。

以上です。なおいつからこの取得ソフトが公開されたのかなと思ったらfacebookにてビジネス・サポートエム御田村さんから「昨年12月のオンライン申請フェアで説明していたはず」との情報を頂きました。御田村さん情報ありがとうございました。操作説明書の日付も平成23年2月なので今年公開されたいたようですね。次はこの取得ソフトで申請してみようと思います。余談ですが弊社のfacebookページはこちら
2011-05-24 13:13:53 - miyachi - - [PKI/暗号] -

2011-05-06

写真日記  [by miyachi]

 

世の中はGWですね。5月に突入して事務所のある神田近辺は本当なら神田祭の準備でそわそわする季節です。でも残念ながら今年は震災の影響もあって中止となってしまいました。町会から幻となってしまった今年のガイドブックが今日配られました。このガイドブックの編集が終わったのが3月12日だったそうです。

と言うことも含め最近の様子を写真で振り返ってみます。 [続きを読む]
2011-05-06 21:00:55 - miyachi - - [プログラマの生活] -